2015年度秋期シンポジウム 11/28@金沢 対流する人材による地域の新たな担い手像〜石川からの地方創生〜

農村計画学会2015年度秋期シンポジウム

対流する人材による地域の新たな担い手像〜石川からの地方創生〜

日時: 2015 年11 月28 日(土) 13:00 ~ 17:30
会場: 金沢大学 角間キャンパス 自然科学本館 大講義棟 (アクセス
無料一般公開
※金沢駅からの公共交通手段は北陸鉄道バスで「金沢大学自然研前」下車(40分〜,交通状況による)。詳細はリンク先参照。

 昨今社会的に注目される消滅集落や地方創生という言葉を借りるまでもなく,地域再生への糸口を探る挑戦は継続している。地域再生の方策は多様であるが,特に2015年8月に公表された国土形成計画(全国計画)では,都市と地方の間で若い世代の人材が「対流」し,地方での活動がキャリアとして評価される社会が 1 つのモデルとして提示されている。都市と農山村の関わりから得られる経験や能力の本質が今改めて問われている。

 他方で,日本を始め東アジア地域の農山漁村地域は,解決すべき課題において多くの共通点を有する。日本と韓国の農村地域の過疎化・高齢化の問題について,両国内ではこれまで数多くの議論がなされ,多くの研究論文が蓄積されてきた。それらが個別に,相手国に紹介されることはあったが,まとまって議論されることはほとんどなかった。農村計画研究分野は国際的な共通研究基盤がやや狭いことも一因となって,国際間の比較研究はその重要性に反して進展が遅れてきたのも事実である。

 本シンポジウムでは,まず日韓の農村計画研究の事例報告を行い,双方の知見を共有することによって研究手法やビジョンの共通点や相違点を明確にする。次いで,さらに話題をローカルに絞り込んで,石川県における地方創生の今日 的な取り組みについて,公・民の立場から話題提供を行う。そして,報告された情報を踏まえて,今後の農村計画研究の高度化と地域課題の解決に関する総合的な議論を行う。

 なお,本シンポジウムは日韓両国で毎年相互開催をしている日韓農村計画学会交流セミナーとして開催するものであり, 日本学術振興会の二国間交流事業の支援を受けるものである。

プログラム
13:00 ~ 13:10 開会挨拶
13:10 ~ 14:40 第I部 日韓農村計画学会からの報告
13:10 ~ 13:40
Perspectives of new rural planning science for sustainable rural society :Significance of the Japan-Korea rural planning exchanges  山崎寿一(神戸大学大学院)
13:40 ~ 14:20
The 6th industrialization in post-productivist era in Korea  LEE Seong Woo, Former President of the Association of Rural Planning, Korea; Professor, Seoul National University and HWANG Jae Hee, Seoul National University
14:20 ~ 14:40 双方の取り組みを踏まえた意見交換
休憩(10分)
14:50 ~ 16:20 第II部 地方創生に関する地域からの発信
   14:50 ~ 15:20 地方創生に関する公的な取り組み: 西川透(石川県農林水産部里山振興室室長)
   15:20 ~ 15:50 地方創生に関する移住者の視点: 山本亮(輪島市地域おこし協力隊)
   15:50 ~ 16:20 地方創生に関する地域の取り組み: 小中真道(NPO 法人くくのち)
16:20 ~ 17:20 総合討論
17:20 ~ 17:30 閉会挨拶
司会: 一ノ瀬友博(慶應義塾大学)

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